QR決済について思う事

巷では7Payがやらかしたり乱立する○○PayにうんざりされたりしているQR決済ですが自分が思うことなどを記憶の整理も兼ねて書き出してみます。QR決済の紹介は省きます。

 

QR決済に失望されているのか「中国のマネをしてQR決済なんて無理にはやらせなくてもFeliCaがあるだろう!!」みたいな意見を見かける事が多くなったのでQR決済とFeliCa決済について違いなどを書き出してみようかなと

 

FeliCaを用いた決済の利点としては決済スピードが挙げられると思います。これは本当にすごいと思います。自分は近年上海、ドバイ、リスボンに旅行で行きました。これらの都市でもSuicaのような非接触式のICカードがあるのですが、読み取りの感度は悪いし速度も非常に遅いのが衝撃的でした(これは鉄道のシステムの問題もありそう)。これらの都市の交通系ICカードではカードを読み取り機にぴったりと押し付けないといけないため、定期入れという概念はそもそも存在しないといた状態でした。

FeliCaを用いた決済では他にもnanaco、WAONなどがありますが、これらも非常に決済のスピードが速いのが特徴的ですね。

FeliCaのメリットはこれくらいしかないと自分は考えています。日本発だからかもてはやされているFeliCaですが正直決済スピード以外はクレジットカードの下位互換かなと。

 

次はFeliCaのデメリットを挙げてみようかと思います。

まずセキュリティーが脆弱すぎます。カードを入手すれば誰でも決済ができてしまいます。簡単に不正利用ができてしまうのに不正利用に対する保証も無し。クレジットカードに比べるとこの点はかなり劣っていると思います。

次に端末費用。日本のレジではクレジット読み取り機にオプションで電子マネーを付ける事が多いみたいです。クレジット読み取り機だけでも高額なのにさらに追加料金がかかるとなると小さな商店などでは導入コストに二の足を踏んでしまいますよね。導入コストが非常に高いため普及しにくい、導入される場所に限界があるといった点もデメリットだと思います。(これは商売をする人にとってだけですが)

以上の事からFeliCaは少額の決済をパパっと済ませたい場面で有効だと思いますが、一方で導入費用が高く普及の観点では△ですね。Suicaが普及してかなりの時間が経っていますが利用できる場所に限りがある。これはSuicaの限界を示している例だと思います。

 

一方でQR決済ではセキュリティーも多少はマシですし(7Payのようなのは論外ですが)なんといっても導入コストが安いのが魅力的だと思います。QR決済での設備投資はQRコードを印刷したシールを貼るくらいですからね。自分が一昨年上海に行ったときはQR決済全盛期って時期だったのですが小さな商店でもQR決済が行われていてQR決済の強みを感じました。

決済方法としては後発にも関わらず爆発的にQR決済の加盟店が増えている事は評価すべき点ですね。

導入コストが低くなると今までは使えなかった場面でもキャッシュレス決済にできるようになります。このような傾向はきっと消費者にとっても利益のある物になるのかなと期待しています。

 

老後に2000万円必要?金融庁の報告と自民党の反応

金融庁のレポートがネット上で話題になっていますね。内容としては「老後を迎えるには2000万円の資産が必要」みたいな内容らしいです。これを機に月5万円貯めないととか年金はどうなっているんだといった批判につながっていきました。自分の見ている範囲(Twitter上だけど…)だとこの報告を受けて怒っている層は年齢も界隈も様々なのが印象的でした。やっぱり老後はみんなに共通ですもんね…

 

老後までに2000万円必要って情報だけが独り歩きしてしまっていますが自分は一応一次ソースに目を通しておこうと思いまして次の資料に目を通してみました

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html

ここの別紙1に例の資料があります。資料の内容としては高齢化社会における資産形成についての資料っぽいですね。

この資料の最初に現状の高齢者の家計の収支が書かれていました。月5万円程度赤字だそうです。更に高齢者を取り巻く労働環境の話や、平均して持っている資産を加味してそのうえで30年老後を生きるには2000万円、20年生きるには1300万円程必要と試算されているみたいです。

資料ではこの現状を踏まえた後にどうやって資産形成のリテラシーを高めるかみたいな内容が書かれています(全部読んでないからわからない)

 

まあここら辺は正直どうでもよくて個人的にびっくりしたのが次のニュース

自民、金融庁に報告書の撤回要求 公明代表「猛省促す」

自民党が金融庁に例の資料を撤回しろと口を出してきたんですよね。自分はこの見出し見たときに2度見するくらい驚きました。

あのレポートはどんなけしからん内容なんだろう…そう思い今日資料を探し目を通してみたのですが内容は先ほど言ったように至極当然の事が書かれており自民も公明もこんなに反応することか?と思えます

しかしよく考えてみると7月には参議院選挙があるんですよね納得。選挙前に前世代に不安や怒りを覚えさせるレポートが出てしまったことに対して中々自民党は怒っているっぽい。今回の件がみんなの記憶から消えないと選挙は不利になるので撤回を求めたのでしょう

 

今回の件ではネット世論の意外な大きさ、自民党と各省庁とのパワーバランスなどがわかって面白い一件でした。そりゃ統計不正問題起きてもおかしくはないなと

今回の老後2000万円問題をめぐって与党野党が1か月後の選挙でどんなパフォーマンスを見せるかにも注目ですね

Appleの発表イベントで思ったこと

今日Appleの発表イベントがありましたね。Appleの発表イベントと言えば新型iPhoneの発表とかがあってギークな中高生の頃の自分は楽しみなイベントだった記憶があります。

 

今回の発表イベントで発表されたものは以下の物です

雑誌や新聞が読み放題のサービス「Apple News+」

Apple製のクレジットカード「Apple Card」と高還元率の「Daily Cash」

定額でゲームがし放題の「Apple Arcade」

Appleの動画配信サービス「Apple TV+」

今日のAppleイベントで発表されたものまとめ! サービス4つ、ハードも1つ!?

といった感じでしょうか。

 

Appleの発表会と言えばハードの発表な印象があったのでこのようにサービスばかりの発表はちょっと意外でした。実際に自分の周りでも新型ハードの発表がないことに失望している声はちらほら見えました。Appleってハード屋のイメージがあったんですけど今回の発表を見るとこれからはApple製品×サービスでもお金を稼いでいくぞっていうAppleの路線変更?を感じますね。AppleはiPhoneの販売不調とかも抱えているのでハードだけじゃちょっと厳しい時代に入っているのかな?

 

各サービスの詳細は詳しい記事に投げてここでは自分が感じた事をつらつらと

 

Apple News+

Appleって過去に雑誌のサブスクリプションサービスを提供する「Next Issue Media」って会社買っているんですよね。Appleが買収した企業のサービスがそのままApple製品として出る良い例だと思います。個人的にはAppleってこれからいろいろなサービスを発表していくと思っているのでAppleの買収ニュースとか見たら将来のサービス予想できるのかなあって思ってみたり?

 

Apple Card

クレジットカードビジネスって手数料で簡単に稼げる印象があるので「Appleも小銭稼ぐビジネスに参入か…」って思ったんですけど多分そんな感じで参入したわけじゃないですよね。Appleがクレジットカード界に参入!って印象持たれがちだけど個人的にはApple Payの機能強化みたいに見えます。これからはApple Payが使えない場所でもMaster Cardのインフラ使って決済できるよ!みたいな印象。たしかに世界中のレジがApple Payに対応するのを待つよりは大手クレカのインフラと提携した方が手っ取り早くシェア伸ばせますもんね

スマホ決済インフラを掌握するとどんな良い事があるのかわかりませんがAppleはApple Payの普及に結構力を入れいているみたいです。ライバルのGoogle PayがVISAあたりと提携してクレジットカード発行し始めたらアツいですね

金属製カードってのも良いですよね~自分が知っている範囲だと金属製クレカはAMEXプラチナ以上とかラグジュアリーカードとか年会費高いカードの印象

金属製カード触ったことあるんですが質感はかなり良いです。あれは予想以上の高級感ですよ。これはiPhone持つようなお洒落層には刺さると思います。

他にもApple Card関係にはAppleらしい機能がありますが提携しているMaster CardもライバルのVISAも株価に影響ほぼ無し…そこまで市場インパクトは大きくなさそうですね…

個人的にPayPalあたりにも影響出るかなって思ったんですがPayPalの株価も特に影響なしでした

 

Apple Arcade

今回の発表はサブスクリプションまみれだ~~。最近IT企業がゲーム業界に接近しているトレンドなのはGoogleのStadia発表とか自分の書いた記事を見るとわかるかなって。

GoogleStadiaについて個人的に思ったこと

Appleは各地にデータセンター持っていないからStadiaみたいな事はできなさそうだなあって過去に書いていたんですがこういった形で参加するのは意外でした。

これからの流れはいかにユーザーのプレイ時間を自分のプラットフォーム上で稼げるか?みたいな戦いになるんですかね。ITの巨頭達がユーザーのプレイ時間を奪い合っている図はちょっと面白いです。

 

Apple TV+

Appleの提供する動画配信サービスですね。この分野にはNetflixがいるんですがどうなんでしょう…あのAmazonでも苦戦している印象があるので後発のAppleには厳しい戦いになりそう…

Netflixの株価はむしろ前日よりも上がってるみたいなのでApple TV+は脅威と思われていないみたい。Apple TV+評価されてないんかなぁ…

この分野では先駆者がいる状態なのでいかに独自コンテンツを充実させられるか、Appleにしかできないことをユーザーに提供できるかってのがAppleに試されている課題に思えますね~

 

って感じで様々なサービスの発表が盛りだくさんな発表でしたね。これからのAppleはモノを売るだけじゃなく広く普及したApple製品を軸に様々なサービス展開していくのかな~って思えるような内容の発表でした

 

しかしAppleの株価は発表を受けて下がってしまいました。サブスクリプションサービスが多いのでそれなりに軌道に乗れば安定した収益を上げて株主や投資家には嬉しい事になりそうですがApple TV+やApple Arcadeはライバルがいるので短期的には覇権とるための激戦になるだろうからすぐには収益でなさそうだしそこを織り込んでいるのかな…

個人的には悪くない発表だったと思います。さすがAppleや

 

個人的にAppleが次に出しそうなサービスは「教育」と「ヘルスケア」だと思いますね。

教育ではiPadが活用できそうだしヘルスケアではApple WatchとiPhoneがあるしね

これからのAppleの動向に注目だ~~

 

おまけ

この記事を書いた後にTwitter上ですごく同感できるツイートを見かけた

これだよ自分の伝えたかった事はこれ~!

上手くまとめるのが下手で長々と書いてしまうのでこういう風に簡潔にまとめられる人尊敬します

GoogleStadiaについて個人的に思ったこと

GoogleがStadiaってサービスを発表した

Googleが新ゲーミングプラットフォーム「Stadia」を発表!あらゆるデバイスからゲームがプレイ可能

簡単に概要を言うと今までPCで高画質なゲームをするにはかなりの投資が必要だったんだけどGoogleのコンピューターを使ってゲームできるようにするからみんなはもうゲームするために高級なPC買わなくてもいいよ!って話

 

巷では技術的な話やサービスの内容についての話が多いですがちょっと別の視点からこのサービスを見て思ったことをアウトプットも兼ねて書いてこうかなって

 

これから先e-sportsが盛り上がるにつれてゲームって大衆に浸透していくと思うんです。でも一方でゲームをやるためにポンと投資できる人って多くは無いと思うんですよね。PS4は2.5万円くらいで買えますがゲーム用PCとなると10万円くらいになってしまいます。これ簡単に出せる人の方が少ないですよね…

stadiaはそういう層をまるっと取り込めるのでブルーオーシャンに見えますね。データセンターへの設備投資とかもかなり必要なので参入も難しいですし…

 

自分はNVIDIAっていう企業が同様のサービスを結構前からやっているのを知っていたので「ふーん別に革新的な事ではないじゃん」ってのが初めの感想だったんだけど一方でこの発表を受けての市場の反応がこんな感じだった

 

グーグル、ゲーム市場に本格参入-クラウドで高価なゲーム機不要に

強敵グーグル参入でソニーや任天堂株下げる、自社株買いも終了

 

なんでこんなに影響があるんや。天下のGoogle様だから猫も杓子も大騒ぎしてるんかと思ったんだけどそもそもGoogleがノリで行動するわけがない。何か目論んだうえでの参入だろうなって思って少し考えてみた

 

よく見るとstadiaは開発者向けツールも出しているんですよね。おそらく今のandroid向けアプリストアのGooglePlayみたいなプラットフォームを作って包囲網を作る予定でしょう。またGoogleはYouTubeを持っていてゲームの配信と相性が良い。YouTuberっていう絶大な影響力を持つ広告塔達も抱えていますから知名度皆無なNVIDIAとは雲泥の差だしお金を稼ぐ部分が違う。なるほどそりゃインパクトあるわと

 

じゃあstadiaに対抗できる企業って何があるかなって考えてみた。

ゲームのストリーミングだと遅延にシビアそう。こういうのに対応するには各地にしっかりとしたデータセンター抱えてないと難しいと思うんですよね。どんなに立派なデータセンターを構えていても地理的に遠ければどうしようもないですし…

そうなるとGoogle以外に挙がる企業はAzure持ってるMicrosoftとかAWS持ってるAmazonとかかな

 

AppleとかFacebookはそういう印象がないので参入は厳しそう。インフラ屋としてしっかり投資をしてきた先ほどの3社+Nvidiaくらいですかね

 

この2社についてちょっと調べたらこんな記事がありました

 

Microsoft、新ゲームストリーミングサービス「xCloud」のトライアルを年内に開始へ

Amazonが独自のゲームストリーミングサービスを計画中、2020年にサービス開始との噂

 

やっぱりライバル達も参入しそうじゃないか!と。IT業界の巨頭達の次の激戦区はどうやらゲームストリーミング市場っぽい

 

GoogleがYouTube抱えているみたいにAmazonは過去にTwitch買収しているのでこの2社は配信界隈を巻き込んでの激戦になりそう

AmazonはFire TVやタブレットもそれなりに普及させているのでここら辺をどう使うのかも個人的に注目ですね

 

Googleに包囲網作らててユーザー囲われちゃったら今プラットフォームやっているSteamどうなっちゃうの。今回の発表でSteamは悲鳴上げているのかなそれとも将来的にGoolgeに買収されてウハウハかなって思って調べてみたらこんな記事が

マイクロソフトがEAやPUBG、Steam買収??トランプ減税で得た莫大な資金の投資先に検討

うおお過去のニュース達の点と点がつながっていく感じゾクゾクしますね。

確かにSteamみたいな偉大なプラットフォームが枯れて衰退していくなんてありえないですもんね。衰退させるなんて勿体ない事せずにどこかに買収されるのが丸いでしょう

 

MSはプラットフォームやブランドを買収することで一歩先に抜き出る事を考えているみたいですね。

ゲーミングストリーミング界隈は結局のところこの3社の三つ巴な戦いになりそう。最終的にどこが勝利するのか

 

おまけ

stadiaはNVIDIAのライバルのAMDと手を組むらしいです(そりゃNVIDIAのサービスと競合するから当たり前か)

AMDの株価は前日比で12%近くの上昇…すごい…

個人的にはNVIDIAはこれを機にストリーミング界隈から手を引いて供給側に徹した方が利益が多そうに思えるけどNVIDIAのこれからのビジョンとかのそこら辺の事情はわからんな…二頭追って一頭も得ない結果になっちゃったりするのかなあ